ドコモ光ルーター01でIPoE接続

最近の接続方式

最近は訪問設定で行う内容が変わってきました。インターネットへの接続設定と言えばルーターにPPPoE設定を行ってつなげるのが普通でしたが,最近はIPoE方式で接続することが主流になりPPP認証が不要になってきたのです。

IPv6ですぐに接続できる!

今回のお客様は回線業者はドコモ光,プロバイダーは@niftyでした。NTTの転用ONUに01ルーターを接続するとすぐにネットにつながります。必要なIPアドレスはv6でプロバイダーから(正確にはNGNを運営しているNTT東日本から)自動的に払い出されます。光ファイバーの先にあるのはPPP認証サーバーではなくL3スイッチという機器になるんですね。詳しい仕組みは勉強中ですがとにかく接続は簡単になったものです。

いつの間にか全く違うネットワークが…

ネットワークの世界ではIPv4アドレスが枯渇するとか,IPv6への移行をどうしたらよいかとか話題になっていた時期がありました。でも一般消費者からするとそんな話はまるで人ごとでしたし,実際自分の生活にどう影響するかを真剣に考えた人はほとんどいなかったのではないかと思います。それでも自分たちの知らないところで技術革新が進んでいき,いつの間にか自分が使っているスマホやPCが今までとは全く違うネットワークに接続されていることになりました。IPv6で接続されるようになると,例えば夕方から夜にかけてのネットワークが混雑する時間帯にユーチューブが快適に見れるようになったとか,ダウンロードが早くできたと感じる方もおられます。それも意識していなければ気づかないことかもしれません。

これからの訪問サポートの行方は?

ルーターに認証IDと認証パスワードを入力して,はい接続終了です,と案内するサポートはやがて終わりを迎えるでしょう。それでもセキュリティが気になるという方は今まで通りおられますし,パソコンやアプリの使い方のスキルを磨きたいという需要は変わらないでしょう。遠隔サポートも普通になってきていますが,そこまで到達できない初心者の方もおられます。恐らくPCがどんなに進歩しても故障やトラブルはなくならないでしょう。まだまだ訪問サポートの出番はありそうです。